外壁は、雨風や紫外線などから住まいを守ってくれる、とても大切な部分です。でも、日々の暮らしの中では、その変化になかなか気づきにくいものです。
そこで今回は、住まいの外壁を長持ちさせるために、見逃されがちなチェックポイントや、信頼できる塗料選びについてご紹介します。
目次
外壁チェックの重要性
「うちの壁、ちょっと古くなったかな？」そんな小さな違和感を放っておくと、実は思わぬトラブルに発展することも。
外壁の劣化を放置すると、雨水が建物の内部に侵入し、柱や土台が腐ってしまったり、カビが発生したりする原因になります。
定期的にチェックを行い、必要に応じて補修や塗装を行うことで、住まいの寿命を大きく延ばすことができます。
見逃せない！外壁の劣化ポイント
では、具体的にどこをチェックすればよいのでしょうか？
ここからは、劣化の兆候として特に注意したいポイントを詳しく見ていきましょう。
外壁の浮きや反り
外壁材がしっかり固定されておらず、浮いているように見える場合は、下地の劣化や施工不良が疑われます。隙間から雨水が入り込む恐れがあります。
つなぎ目（目地）の隙間
外壁材同士のつなぎ目に隙間が出ている場合、地震や経年による歪みが原因かもしれません。ここから雨水が侵入すると、内部の断熱材や構造材に影響を与えることがあります。
雨だれ・黒ずみ汚れ
窓の下や換気口の周辺に黒ずみや雨だれの跡がある場合、排水の不具合が考えられます。見た目の問題だけでなく、湿気やカビの温床になる恐れもあります。
打診音によるチェック（モルタルやタイル壁の場合）
専門的な方法ですが、外壁を軽く叩いて「ポンポン」と軽い空洞音がする場合、内部で剥離が起きている可能性があります。特にモルタルやタイル外壁では注意が必要です。
外壁まわりの植栽やツタ
ツタや雑草が外壁に接していると、湿気がこもりやすくなり、塗膜や外壁材の劣化を早める原因になります。定期的な剪定も忘れずに行いましょう。
埼玉の気候と外壁への影響
ここまで、チェックの必要性についてご説明しました。
埼玉県は、夏は猛暑、冬は冷え込みが厳しいという特徴があり、外壁が受けるダメージが大きくなりやすい地域です。さらに、梅雨時の湿気や台風の影響も重なることで、塗膜の劣化が早まる傾向があります。
だからこそ、外壁塗装には耐久性の高い塗料を選ぶことが非常に重要になります。
大手ペイントメーカーの塗料をご紹介
ここでは、渡辺工業でも使用している国内大手ペイントメーカーの代表的な塗料を一部ご紹介します。
いずれも、国内大手メーカーの製品で、耐久性・機能性ともに実績のあるものばかりです。
エスケー化研株式会社
- エスケーバイオマス無機GR（水性塗料）：無機成分と有機成分を層状に積層したマルチレイヤー構造で超耐候性を実現。塗膜が長持ちするため、塗り替えの回数を減らせる。バイオマスマーク認定商品。(※1)
- 水性クールテクトSi（水性塗料）：紫外線などの塗膜劣化要因に優れた抵抗性を発揮。熱暑の温度上昇を抑制し、冷暖房負荷を削減。防かび・防藻性もあり。(※2)
大日本塗料株式会社
- EXTRAアクアシリコン（高耐候性シリコン樹脂塗料）：紫外線による塗膜劣化を抑制。耐候性に優れ、長期間美しい光沢で外壁を守る。(※3)
- EXTRAスマイルフッソ（超耐候性ふっ素樹脂塗料）：低汚染性に優れ、防かび・防藻性を有し建物を美観を長期間維持。(※4)
関西ペイント株式会社
- アレスダイナミックTOP（シリコン系）：塗膜を破壊し劣化を促進する原因物質ラジカルの発生を抑制。「高性能シリコンレジン」で紫外線から建物を護る。(※5)
- アレスダイナミックECO断熱遮熱工法（シリコン系）：トリプルブロック技術で赤外線や熱の流入を抑制し室内の温度上昇を緩和。(※6)
参考：
※1 エスケーバイオマス無機GR,エスケー化研,https://www.sk-kaken.co.jp/product/overcoat-materials/biomass-muki-gr/,2025/05/20※2 水性クールテクトSi,エスケー化研,https://www.sk-kaken.co.jp/product/overcoat-materials/cooltect-si-w/,2025/05/20
※3 EXTRAアクアシリコン,大日本塗料株式会社,https://www.dnt.co.jp/products/building/list/upload_files/ctl_002.pdf,2025/05/20
※4 EXTRAスマイルフッソ,大日本塗料株式会社,https://www.dnt.co.jp/products/building/list/upload_files/ctl_002.pdf,2025/05/20
※5 アレスダイナミックTOP,関西ペイント株式会社,https://www.kansai.co.jp/alesdynamic/top/,2025/05/20
※6 アレスダイナミックECO断熱遮熱工法,関西ペイント株式会社,https://www.kansai.co.jp/alesdynamic/pdf/972.pdf,2025/05/20
地元の業者に依頼する安心感
塗装工事は、ただ「塗ればいい」というものではありません。
埼玉で塗装を検討するなら、地域の気候や建物の特性を理解した「地元密着型の塗装業者」に依頼するのが安心です。
セルフチェックを習慣に
外壁の劣化は、気づいたときにはすでに深刻化していることも。
だからこそ、「セルフチェック」や「専門業者による無料点検」を活用して、早め早めの対応を心がけましょう。
埼玉で外壁塗装をご検討の際は、地元密着・安心施工の渡辺工業にぜひご相談ください。今回ご紹介した塗料以外にも取り扱いがございます。
「うちは大丈夫かな？」と少しでも気になることがあれば、どうぞお気軽にご連絡ください。
